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Gradle 入門

インストールから基本タスクまで、Gradle の使い始めを整理する

2 分で読めます

Gradle とは

Gradle は、Groovy(または Kotlin)の DSL でビルドスクリプトを記述できるビルドシステムです。Java の世界では Maven の後継的に広く使われており、依存関係の解決からコンパイル・テスト・パッケージングまでを自動化できます。Android アプリの標準ビルドツールでもあります。

環境構築(Windows)

  1. Gradle をダウンロードして解凍する(例:gradle-5.5.1-bin.zip

  2. 環境変数を設定する

    変数種別
    GRADLE_HOME解凍先のパス新規
    Path%GRADLE_HOME%\bin追記
  3. インストールを確認する

    $ gradle -v
    
    ------------------------------------------------------------
    Gradle 5.5.1
    ------------------------------------------------------------
    Kotlin:       1.3.31
    Groovy:       2.5.4
    JVM:          11.0.2 (Oracle Corporation)
    OS:           Windows 10 amd64
    

実際のプロジェクトでは、Gradle 本体をインストールせずに Gradle Wrappergradlew / gradlew.bat)を使うのが一般的です。プロジェクトごとに指定されたバージョンの Gradle が自動でダウンロードされ、環境差異を避けられます。

タスクの確認

Gradle の操作単位は「タスク」です。プロジェクトで利用できるタスクは以下で一覧できます。

gradle tasks

よく使うタスク

日常的に使うのは、ごく一部です。まずは次のあたりを押さえておけば十分です。

タスク説明
buildビルドとテストをまとめて実行する
assemble成果物(jar など)を生成する(テストは行わない)
testユニットテストを実行する
checktest を含む各種検証を実行する
cleanbuild ディレクトリを削除する
runアプリケーションとして実行する(application プラグイン)
jarmain クラスを含む jar を生成する
javadocJavadoc を生成する
dependencies依存関係をツリー表示する
init新しい Gradle ビルドを初期化する
wrapperGradle Wrapper のファイル群を生成する

典型的なワークフロー

新規プロジェクトを作って動かすまでの流れは、おおむね次のようになります。

# プロジェクトの雛形を作成
gradle init

# 依存関係を確認したいとき
gradle dependencies

# ビルド+テスト
gradle build

# アプリを実行
gradle run

依存関係の解決やタスクの依存グラフは Gradle が面倒を見てくれるので、gradle build を実行すれば、必要なコンパイルやテストが自動的に順序立てて実行されます。


gradle
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