はじめに
先日、中国向けの独自ドメイン gekal.cn を取得しました。アリババクラウド(阿里云)では、ドメインに無料のメールサービス(企業メール)が付いてくるため、xxx@gekal.cn のような独自ドメインメールを無料で使えます。
サービスの詳細は公式ドキュメントを参照してください。 https://help.aliyun.com/product/35466.html
この記事では、独自ドメインメールを使えるようにするための設定をまとめます。
メールの設定
DNS レコードの設定
まず、ドメインの DNS に以下のレコードを追加します。SPF(TXT)と MX でメールの送受信経路を、CNAME で各プロトコルのホスト名を指定します。
| レコードタイプ | ホスト | 値 |
|---|---|---|
| TXT | @ | v=spf1 include:spf.mxhichina.com -all |
| MX | @ | mxw.mxhichina.com |
| MX | @ | mxn.mxhichina.com |
| CNAME | imap | imap.mxhichina.com |
| CNAME | mail.mxhichina.com | |
| CNAME | smtp | smtp.mxhichina.com |
| CNAME | pop3 | pop3.mxhichina.com |
POP / SMTP / IMAP の接続情報
メールクライアントから接続する際のサーバー情報は以下のとおりです。
| プロトコル | ホスト | ポート | SSL ポート |
|---|---|---|---|
| POP | pop3.mxhichina.com | 110 | 995 |
| IMAP | imap.mxhichina.com | 143 | 993 |
| SMTP | smtp.mxhichina.com | 25 | 465 |
独自ドメイン名をサーバーホストとして使うこともできますが、その場合は証明書の検証で問題が出ることがあります。上記の
mxhichina.com系のホストを指定するほうが無難です。
Web からのログイン
ブラウザからも利用できます。
- メールの Web ログイン画面: https://qiye.aliyun.com/
- 管理コンソール(DingTalk): https://oa.dingtalk.com
おわりに
これで独自ドメインのメールが使えるようになりました。DNS レコードと接続情報を一度整理しておくと、クライアントの設定やトラブル時の確認がスムーズになります。