はじめに
Homebrew の基本的な使い方については、以前に別の記事で紹介しました。
通常の brew install はコマンドラインツール向けですが、VirtualBox や VS Code のような GUI アプリ をこれまで手動で「サイトからダウンロード → インストーラを実行」していると、更新のたびに手間がかかります。
そこで登場するのが Cask です。GUI アプリも brew で一元管理できるようになるので、徐々に Cask へ移行していくことにしました。
当時は
brew cask install <app>という書き方でしたが、現在は Cask が本体に統合され、brew install --cask <app>に変わっています。以下のコマンドは適宜読み替えてください。
Cask のインストール
前提条件
Homebrew が入っていれば、Cask は追加インストールなしでそのまま使えます。バージョンを確認しておきます。
$ brew --version
Homebrew 2.0.5
補完機能(任意)
コマンド補完を効かせたい場合は、補完用のフォーミュラを入れておきます。
brew install brew-cask-completion
よく使う Cask のサブコマンド
| コマンド | 説明 |
|---|---|
info | Cask の情報を取得する |
list | インストール済みの Cask 一覧を表示する |
fetch | Cask をダウンロードする |
doctor | 設定の問題をチェックする |
cleanup | ダウンロードキャッシュを削除する |
home | Cask のホームページを開く |
zap | Cask に関連するファイルまで含めて削除する |
outdated | 更新可能な Cask を一覧する |
upgrade | すべての Cask を更新する |
サードパーティのリポジトリ(tap)
brew tap は、フォーミュラの取得元となるリポジトリを追加するコマンドです。公式に含まれていないアプリを入れたいときに役立ちます。
# インストール済みの tap を一覧
$ brew tap
# 任意のリポジトリを追加
$ brew tap <tap_name>
私がよく入れているアプリ
開発環境のセットアップでは、だいたい以下を一括で入れています。
# エディタ
brew install --cask visual-studio-code
# 仮想化・コンテナ
brew install --cask virtualbox
brew install --cask vagrant
brew install --cask docker
# ターミナル
brew install --cask iterm2
新しい Mac をセットアップするときも、このコマンドを流すだけで一気に環境が整います。