Raspberry Pi とは
Raspberry Pi(ラズベリー パイ)は、ARM プロセッサを搭載したシングルボードコンピュータです。
もともとは教育用途を想定して作られたものですが、IoT が盛り上がった 2010 年代後半以降は、安価に手に入るシングルボードコンピュータとして、趣味や業務(試作品の開発)でも広く使われるようになりました。
購入したモデル
やや高価でしたが、最新モデルの Raspberry Pi 4 Model B を購入しました。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | ARM Cortex-A72 クアッドコア 1.5GHz |
| RAM | 4GB |
| GPU | OpenGL ES 3.0 グラフィックス |
ケースや電源などが同梱されていて手間なくセットできそうだったので、スターターキットを選びました。

起動と初期設定
まず、以下を接続してから電源を入れます。
- 電源
- モニター
- マウス
- キーボード
- LAN ケーブル(任意)

デスクトップが立ち上がったら、初期設定ウィザードに従って以下を設定します。
- パスワード
- タイムゾーンと言語
- Wi-Fi の SSID とパスワード
- システム更新(時間がかかるので、後で SSH からまとめて行うほうが快適です)

SSH でログインする
接続情報
| 項目 | 値 |
|---|---|
| Host Name | raspberrypi.local |
| User | pi |
| Password | (設定したパスワード) |
SSH を有効にしてログイン
sudo raspi-config の「Interface Options」から SSH を有効にしたうえで、別マシンから接続します。
$ ssh pi@raspberrypi.local
pi@raspberrypi.local's password:
Linux raspberrypi 4.19.97-v7l+ ... armv7l
...
Last login: Sat Apr 4 20:39:41 2020
VNC でリモートデスクトップ
GUI をリモートで使いたい場合は VNC を有効にします。
-
VNC Viewer をインストールする
-
raspi-configで VNC を有効にするsudo raspi-config # Interface Options -> VNC -> Enable -
SSH と同じログイン情報で VNC 接続する
トラブルシューティング
「Cannot currently show the desktop」と表示される場合
モニターを接続していないと、この症状が出ることがあります。/boot/config.txt の以下の設定のコメントを外すと解決します。
# uncomment if hdmi display is not detected and composite is being output
hdmi_force_hotplug=1
システムを更新する
Raspberry Pi OS は Debian ベースなので、apt で更新できます。
sudo apt update
sudo apt upgrade
サードパーティのリポジトリを追加していると、
NO_PUBKEYの署名検証エラーが出ることがあります。その場合は、案内される公開鍵をapt-key addで追加してから再度apt updateしてください。
感想
IoT の用途で使われることが多いラズパイですが、小さな Linux サーバー としても十分実用的です。ARM とはいえ 4 コア+4GB メモリがあり、性能も悪くありません。
試しに Nginx を入れてみたところ、問題なく動きました。
sudo apt update
sudo apt install nginx
sudo /etc/init.d/nginx start
